【目次】
可動部のチェックは工程ごとに
博士!組み立て終わったけど、なんかうまく動かないんだ…。
全部組み終わった後だとチェックしにくい部分もあるから、工程ごとにチェックしながら進めるのがおすすめじゃ!

ラジコンカーの可動部は組み立てが終わってしまうと作動を確認することが難しくなってしまう部分がある。例えばステアリングならサーボを取り付ける前に、サスペンションならショックアブソーバーを取り付ける前に、駆動系ならモーターを取り付ける前に確認し、動きが渋ければ原因を探る必要がある。各部を滑らかに作動させることが、マシンの最終的な仕上がりにつながるわけだ。
スピードコントローラーの初期設定
走行を始める前に、スピードコントローラーを初期設定する必要があるぞぃ。
ボクの送信機の状態をスピードコントローラーに覚えさせるんだね!

初めての走行を始める前に、送信機の作動範囲をスピードコントローラーに設定する必要がある。初期設定と呼ばれるものだが、ランニングセットに付属するスピードコントローラーなら、設定スイッチを長押しして送信機を操作するだけで簡単に行える。
ステアリングサーボの微調整
ステアリングサーボをちゃんと取り付けたのに、なんとなくまっすぐ進みにくいんだよなぁ~
送信機の”ステアリングトリム”という機能で微調整することができるぞぃ。

ステアリングサーボをマシンに搭載するときには、ステアリングの中立(ニュートラル)位置をおおよその位置でしか設定していないため、シャーシの出来上がり時にはハンドルが若干左右どちらかにずれている場合が多い。そこで便利なのが送信機に搭載されている”ステアリングトリム”という機能で、ニュートラル位置を任意に微調整することで、ハンドルをまっすぐに調整することが可能になる。チューニングなどでステアリング周りの変更などを行った場合にも、必ずこのニュートラルを確認してから走行しよう。